ABOUT VETO
その手は、もう、迷わない。
そこにあるのは、絶対的な信頼。
手を伸ばせば、求める工具だけが掌に。
無意識に組み込まれた
流れるような所作、
それこそがプロの証。
一瞬の集中力が、
品質を左右する世界だから。
迷うことなく、次の一手を。
迷うことなく、その先へ。
一流の職人であるために。
その手で掴め。最高を。
PHILOSOPHY

ORIGIN
生涯使える現場の相棒
VETO PRO PACはアメリカに本社を置く世界有数のツールバッグメーカーです。
創設者のRoger Brouardは、建築業界で30年大工として過ごし、市場に出回っているツールバッグの品質の低さに不満を感じていました。
「一生使えるようなツールバッグを作る」
彼はそう思い、VETO PRO PACを立ち上げました。

IDENTITY
このバッグ、ものはつくらない。1分、1秒を、削り出す。
VETO PRO PACは、カンナやノコギリのように何かを形づくることはありません。
その代わり、作業のムダ、思考のムダ、時間のムダ、それらを徹底的に削ぎ落とします。
時間との戦いが要求される現場で1分、1秒を削り出す、まさにプロフェッショナルなワークギアです。

DESIGN
良いツールバッグとは、それ自体が『ツール』である。
よくデザインされた工具バッグとは、単なる収納用品ではありません。作業に必要なものを持ち運び、即座に取り出すという機能において、それ自体がひとつの「ツール(道具)」として性能を発揮します。
VETO’s History

1966-1974
彫刻と建築、2つの源流が一人の青年の手の中に。
VETO PRO PACの原点には「アート」と「職人仕事」がある。
ロジャーはコチネカットの大学で彫刻の美術学士号を取得しながら、夏は家の骨組みを組み、屋根を葺く作業員として働いた。
卒業後はメイン州へ渡り、木製ロブスター船の建造業者の見習いとして腕を磨く。
素材の癖と、構造の理屈。道具の扱いと、身体の使い方。そういった「つくる現場の基本」を、身体で覚えていく年月だった。

1974-1978
職人としての技能と信頼を積み上げる。
ボート製造の見習いを終えたロジャーは、メイン州で建築や改修工事に新しいスキルと技能を活かし、やがて優れた大工としての地位を確立する。
毎日、船大工として現場でハンマーを握り続けた。
しかし、根底には彫刻を志したかつての自分がいつも心の底にいた。

1978–1998
ニューヨークでの地下鉄移動中、一つの課題を突きつけた。
芸術の世界に戻りたい、もっと文化に触れたい。そんな強い思いを胸に、ロジャーはニューヨークへ渡った。
ロフトや商業施設の改装を担う大工として働くうちに、都市の現場ならではの現実に直面する。
移動手段は地下鉄。そこで初めて「道具を運ぶ」こと自体が、作業効率と安全性を左右する大きな問題として立ち上がった。「工具の保管と持ち運びを、よりよい形にできないか」その問いが芽を出した。

1998
すべての“起点”となる構造が生まれ、特許を申請。
使えそうな材料を集め、スケッチし、ガレージで試作を重ねる。
プラスチック製のベース、垂直の工具ポケットを支える構造的な中央パネル、人間工学に基づいたグリップ。
最終的にたどり着いたのは、のちのVETOを定義する”垂直ポケット構造”だった。
「これだ。」
ロジャーは確信した。

2000–2003
量産の壁を越え、VETO PRO PACとして製品化へ。
発明は一瞬の閃きだけでは完成しない。再現できて初めてプロダクトになる。実用特許・デザイン特許が発行され、ロジャーはこの型破りな設計を再現できる製造環境の選定に踏み込む。
製造パートナーとしてゴルフバッグの生産業者を選び、初の生産モデル「XL」を承認。そして2002年、VETO PRO PAC, LLCが設立される。翌年、住宅建設見本市「JLC Live」で正式に立ち上げを告知。
ガレージで生まれた発明が、いよいよ“製品”として市場へ飛び立っていく。

2005-2013
ラインナップが広がる。Contractorシリーズ、TECHシリーズ。そして世界へ。
VETO PRO PACは、見た目ではなく、現場の用途に合わせて構造を進化させてきた。
販売網の構築と並行して、2009年にはHVAC業界向けに1年の顧客調査とテストを経て「TECHシリーズ」を発表。
VETOのDNAの集大成として、最初のツールバッグパックである「TECH PAC」が2012年に登場。翌年には国際的な販売代理店との提携を果たし、VETO PRO PACは世界へ羽ばたくブランドになる。

2015-2020
現場のユーザーの声が、さらなる革新の燃料に。
VETOのラインナップは、さらに現場のフィードバックによって洗練されていく。
職人向けにカスタマイズ性を高めたオープントップツールバッグ「TECH OT-MC」、小型リュックの「TECH PAC MC」をリリース。
2020年以降は拡張が加速し、より汎用性の高いポーチ類やメーターバッグに加えて、カスタマイズ可能なツールパネルシステム「V-SWAP™システム」が登場。
現場の多様化に対し、VETO PRO PACは死角なき布陣で応える。

2021-2026
VETOのDNAは、現場を越えて暮らしの中へ。
キャスター付きのTECH PAC WHEELER、大工用のBUILDERS BELT。VETOは現場の専門領域に深く入り込みながら、同時に「EDC」やランチボックスなど、日常の「運ぶ」にも設計思想を広げていく。
そして2025年、私生活でも使えるライフスタイルコレクション『VETO GO』を発表。現場で鍛えられた設計は、現場の外でも機能する。ここからVETO PRO PACは「工具バッグメーカー」というカテゴリーを超えて、あらゆるプロフェッショナルの「持ち運び」という行為そのものを設計するブランドへと進化していく。

